押入れは、ほとんどの時間、戸が閉められている空間で、カビ対策が必須な場所です。湿気を吸収しやすい布団の他、収納スペースとして、雑多なものが詰め込まれていることが多いでしょう。空気の流動性が阻害され、湿気がこもり易くなっています。
押入れのカビ対策で重要なのは、こまめな換気です。天気の良い日には戸を開け放ち、空気を入れ替えます。押入れを開けた時に、鼻に付く臭いがする場合には、既に布団にカビが発生しているのかもしれません。カビが発生した布団は、健康に害を及ぼす恐れがあります。通常、使用していない布団も、まめに干すと、布団や押入れのカビ対策になります。
通気をよくするために、押入れの床と壁にスノコを敷くと効果的です。風が通ることができる隙間を作ることで、換気をスムーズにします。
押入れのカビ対策グッズは、様々なものが販売されています。中でも人気なのは、炭です。炭は、除湿作用に加え、消臭効果もあるので、空気がこもりがちな押入れには最適です。炭の成分を配合した、押入れシートなどの、炭グッズも人気です。押入れの中に敷くだけですから、手軽です。これらの除湿グッズの利用は、簡単にカビ対策ができて便利です。
押入れは貴重な収納スペースで、なるべくたくさん物を入れたいという気持ちは分かりますが、詰め込みすぎると、換気がしにくくなります。押入れの壁から5cm程度は隙間を開けて、物を入れると、通気が良くなります。
気密性の高い、新しいタイプの住宅は、カビが発生しやすいものです。従来、カビに悩まされることの少なかった冬にも、カビ対策が必要です。
